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株式会社図研（以下、図研）は、電気制御設計CAD「E3.series」が大手産業機械メーカーを中心に導入が増加していることに対応して、その導入・運用を支援するための専用ウェブサイトを開設いたします。

「E3.series」は、これまで手作業中心であった複雑な電気制御設計・製造プロセスの自動化・効率化に高い効果を発揮することが導入企業より高く評価されていますが、設計環境を構築し運用していくためには、部品ライブラリの整備や個々のユーザーの設計プロセスを最適化するためのカスタマイズなどの準備作業と専門的な支援も必要となります。図研では部品ライブラリや開発支援ユーティリティなど、より短期間に設計環境を立上げて効率的な運用を行っていくために必要な様々な情報が入手可能な専用サイトを９月下旬にオープンいたします。専用サイトでは、部品データダウンロードの他、ユーザー同士による情報交換や図研のエンジニアによる運用支援情報の随時提供などを行うユーザーフォーラムも設置する予定です。

電気制御設計プロセスを効率化するために部品ライブラリなど様々な情報提供を強化していく図研の取組み（2014年4月7日当社発表記事"図研、国内部品メーカーと共同で「E3.series」用ライブラリ提供開始"参照）に対し、この度オムロン株式会社（以下、オムロン）が同社製品の「E3.series」用の部品ライブラリを提供することを表明いたしました。オムロンではこれまでも2DCAD、3DCAD用のデータを積極的に提供していましたが、今後は電気系CAD用のライブラリ提供を推進する方針であり、その第一弾としてリレー、押しボタンスイッチ、電源、タイマ/カウンタ、PLC等同社製品の「E3.series」用のライブラリを登録・配信する予定です。図研ではこのオムロンとの取組みの詳細について「第25回設計・製造ソリューション展」（6月25日-27日、東京ビッグサイトで開催）で展示する予定です。

今回の部品ライブラリ提供に関して、オムロン株式会社　IABカンパニー　産業機器統轄事業部　制御コンポ事業部　事業部長　辻永様から以下のコメントをいただいています。
「オムロンは入力、ロジック、出力機器に加え、セーフティ機器などオートメーションに必要なさまざまな商品を品揃えするとともに、お客様の立場にたったサービス＆サポートの提供を目指しています。商品の機能性能による価値提供に加えて、幅広い商品群をもったオムロンが電気設計CADソフトに対応した部品ライブラリを提供することで、お客様の設計効率や品質の向上に貢献できると考えています。今後も随時、部品ライブラリを準備していきますので、ご期待ください。」

図研では、今後もオムロンをはじめとした国内外の有力部品メーカーと協力して産業機械メーカーの設計プロセス効率化に貢献してまいります。

なお、本ウェブサイトの詳細については、10月16日および17日に横浜ベイホテル東急で開催される「Zuken Innovation World 2014」で発表されます。


（参考）
【関連記事】図研、国内部品メーカーと共同で「E3.series」用ライブラリ提供開始（2014年4月7日）

【オムロン株式会社について】
オムロン株式会社は、独自のセンシング＆コントロール技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロン株式会社は、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、110を超える国や地域で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。
オムロン株式会社に関する詳しい情報は、ホームページ http://www.omron.co.jp/ をご覧ください。
また、電気制御設計関連の商品詳細については下記のページをご参照ください。
http://www.fa.omron.co.jp/guide/solution/ban/?WT.mc_id=1200750021405261


 

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